小児歯科

乳歯と永久歯の違いについて

乳歯は永久歯と比べただ大きさが小さいだけではありません。 エナメル質という一番外側の硬い層が永久歯よりうすく弱いのです。 乳歯はいずれは生え変わるものですが、乳歯の虫歯を放っておくと腫れたり 永久歯の歯の質や歯並びに影響を与えることがあります。

小児歯科について

乳歯に多いトラブル

  • 虫歯
  • 乳歯がなかなか抜けない(永久歯が生えてきても乳歯が抜けない)
  • 永久歯が生えてくる時期が遅いまたは早すぎる
  • 外傷(転んだりして歯をぶつける)
  • 歯の数がもとから少なかったり多かったりすることがある
  • かみ合わせの問題

定期診断の重要性

赤ちゃんの歯は平均で生後5~6ヶ月で前歯から生えてきます。歯が生え始めた時期から歯ブラシでブラッシングすることが必要です。また生え始めの歯はとても未熟で弱いので虫歯になりやすいのです。なるべく早い時期からフッ素を塗ったりすることが必要になります。
永久歯に適切な時期に正しく交換することはきれいな永久歯のかみ合わせをつくるために重要です。
また、見ただけではわからない虫 歯をX線(レントゲン)を撮ることにより虫歯が小さいうちに発見できます。

乳歯と永久歯

抜けかわる乳歯は永久歯がはえるための準備をする歯です。 あごの骨の成長や正常なかみ合わせに影響する歯なので、虫歯がないか注意して下さい。乳歯のむし歯は永久歯の歯並びを悪くします。
また、かみ合わせが悪くなる(不正咬合)原因にもなります。このように、乳歯と永久歯は密接な関わりがあります。
乳歯のむし歯を放っておくと、永久歯に悪い影響が出てこの先ずっと歯のことで苦しむことになりかねませんので早めの治療を心がけてください。

歯に関するお悩みや治療の不安、当院へのご相談など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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